だーかーらー！本当にダイエット系のジム選びは慎重にしてくださいってば！ | 東京のパーソナルジムがボディメイクについて書くブログ

だーかーらー！本当にダイエット系のジム選びは慎重にしてくださいってば！

こんにちは。Fitness Garage exe 倉科です。

最近、また新手のダイエット系ジムが検索上位にあがってくるようになったので、少しホームページをのぞいてみました。

まただよ！

またしても、筋肉量を落としているダイエット結果を、でかでかと「成果」として載せているじゃないか！


以前の記事にも書いたように、筋肉量を落とすようなダイエットは、
リバウンドしやすいですし、ほぼ確実に”一生”その筋肉は戻りません。

さて、では問題のホームページには書かれていない、「筋肉量（ここでは除脂肪体重）」について、こちらで計算してみましょう。


C社（どうやら20分で手軽にトレーニングができるようです）

　Y１様　体重 104.3kg → 82.5kg、体脂肪率 32.8％ → 25.6％
　　　　　除脂肪体重 70.1kg → 61.4kg （－8.7kg）

　K様　体重 67.0kg → 56.25kg、体脂肪率 38.9％ → 31.4％
　　　　　除脂肪体重 40.9kg → 38.6kg （－2.3kg）

　S１様　体重 77.35kg → 69.1kg、体脂肪率 22.0％ → 18.4％
　　　　　除脂肪体重 60.3kg → 56.4kg （－3.9kg）

　I様　体重 57.1kg → 50.0kg、体脂肪率 33.4％ → 29.4％
　　　　　除脂肪体重 38.0kg → 35.3kg （－2.7kg）

　S２様　体重 88.5kg → 74.5kg、体脂肪率 29.1％ → 23.3％
　　　　　除脂肪体重 62.7kg → 57.1kg （－5.6kg）

　A様　体重 50.8kg → 44.6kg、体脂肪率 27.3％ → 20.8％
　　　　　除脂肪体重 36.9kg → 35.3kg （－1.6kg）

　U様　体重 68.35kg → 60.2kg、体脂肪率 21.8％ → 18.2％
　　　　　除脂肪体重 53.4kg → 49.2kg （－4.2kg）

　Y２様　体重 50.75kg → 50.25kg、体脂肪率 24.2％ → 23.6％
　　　　　除脂肪体重 38.5kg → 38.4kg （－0.1kg）

最後のY２様だけ、悪くない数字だなーと思ったら、ここのスタッフが実例でビフォーアフター出てました。。。
ということは、最後のY２様を除くと、平均3kg以上も筋肉が落ちることをアピールしているジムですね。


D社

　A１様　体重 97.7kg → 85.6kg、体脂肪率 25.7％ → 18.2％
　　　　　除脂肪体重 72.6kg → 70.0kg （－2.6kg）

　A２様　体重 50.8kg → 47.6kg、体脂肪率 22.7％ → 14.2％
　　　　　除脂肪体重 39.3kg → 40.8kg （＋1.5kg）

　S様　体重 56.7kg → 50.6kg、体脂肪率 25.8％ → 17.1％
　　　　　除脂肪体重 42.1kg → 41.9kg （－0.2kg）

　A３様　体重 105.4kg → 79.5kg、体脂肪率 30.3％ → 17.2％
　　　　　除脂肪体重 73.5kg → 65.8kg （－7.7kg）

こちらは、ちょっといいかも。

A２様は除脂肪体重がプラスになりつつ、減量達成できています。
申し分ない成果と言えるでしょう。exeで目指しているのもこのような変化です。

しかし、その他の方は軒並み下がっており、A３様の－7.7kgを掲載しているあたり、
除脂肪体重に重きを置いているようには見えません。

さらに、このD社のトップページには大きく「モニター平均　体重－10.4kg、体脂肪率－8.8％」とあります。
これは、元の体重を仮におよそ70kg、体脂肪率25％としてみると、
除脂肪体重は、52.5kg → 49.9kg （－2.6kg）と、この場合も大きく減ってしまっています。



再度言います。

1kg筋肉が減ったら、年間で約2kg脂肪がたまるようになってしまいます。
リバウンドしないためには、これから先の人生、毎年2kg太らないようにダイエットし続ける必要があるんです。


逆に言えば、1kg筋肉を増やすことが、年に2kg脂肪を燃やすことになります。
これから先の人生、その筋肉量をキープするだけで、毎年2kg燃えていくんです。
もしくは、これまでの生活よりも2kg太れるだけ食べていいカラダになれるんです。


除脂肪体重を落とすということがどれだけ怖いことか、お分かりいただけましたでしょうか。

こういう広告が出回っているということは、まだまだ認知は低いのかもしれません。
私も広報活動を頑張ります。