東京ダイエット:バターコーヒーダイエットって??

2018/11/27
バターコーヒーダイエットって??

東京ダイエット:バターコーヒーダイエットって??

こんにちは。Fitness Garage exe 倉科です。

本日は「バターコーヒー」がテーマです。

少し前に流行った「最強の食事」という本で紹介されたバターコーヒーですが、
最近、糖質制限で減り悩んでいる方にオススメすることも多くなってきたことから、
ここでも要点をまとめておきたいと思います。

糖質制限の効果を最大限に発揮することができますので、
ぜひお試しください。


【バターコーヒーダイエットとは】
 簡単に言うと朝食をバターコーヒーのみに置き換えて、
 脂肪燃焼スイッチを押し続けるダイエット。
 より効果的な減量ルールを以下に記載しておりますので合わせてご覧ください。


【バターコーヒーのレシピ】

<材料>

 ・ホットコーヒー 200ml
 ・MCTオイル 大さじ1
 ・無塩バター 大さじ1
 ・お好みで甘味料(エリスリトール・ラカントなど血糖値をあげないもの)

※MCTオイルは、ココナッツオイルなどで代用も可ですが、
 少量から始め少しずつ増やしていくこと。(お腹がゆるみやすい)
※無塩バターは、牧草牛で育てた牛のバター(グラスフェッドバター)、それを煮詰めてたんぱく質を除いた乳脂肪(ギー)だとなおよい。

<作り方>
 ホットコーヒーに、MCTオイルと無塩バター、甘味料を入れ、
 ブレンダーでクリーミーな泡が立つまでかき混ぜるだけ。
 しっかりと混ぜ合わせて乳化(ミセル化)しなければ脂質をエネルギーに変換する効率が下がるため、
 ブレンダーの利用を推奨。(最近は100均でも電動ブレンダーが売ってます!)


【糖質制限&バターコーヒーの最強の組み合わせとは】

 ・朝食は「バターコーヒー」のみ
 ・前日の夕食から翌日の昼食まで15時間以上あけ、
  この間、たんぱく質・炭水化物とも摂取しない(食物繊維も)
 ・昼食から8時間以内に1日の食事を終える
  →昼食12時以降に摂り、夕食を20時までに終えれば良い
 ・糖質は1日50g以内

 これだけ。


【バターコーヒーのメリット】

・体脂肪がみるみる減る
 脂質代謝が正常な方であれば、1日100g程度の体脂肪燃焼を実現できます。

・午前中はお腹が空かない
 15時間以上も炭水化物・たんぱく質を控えていると、空腹を感じそうなものですが、
 うまく脂質代謝回路が回り始めると、バターコーヒーを引き金に、体脂肪をエネルギーにして活動できるため、
 意外とエネルギー不足を感じません。
 血糖値が上がることもないため、落差による空腹感を感じる必要もありません。
 バターコーヒー摂取からおよそ6時間程度は空腹を感じずに済むでしょう。

・むしろ午前中から眠くなりにくい
 バターコーヒーによりカフェイン摂取すればおよそ2時間程度は興奮状態が続きます。
 それだけではなく、脂質代謝回路が回り始めると、脳みそも脂肪をエネルギーに動き出すため、
 糖質を摂取していた時のお昼前のような急激なエネルギー低下を感じることも減るはずです。

・面倒くさくない
 カロリー計算は不要です。
 カロリー収支で減量をするわけではなく、体脂肪を燃焼する状態を維持するだけなので、
 面倒なカロリー計算はする必要がありません。


【注意点】

・まずは1週間目で「脂肪が分解できる体か」を判断
 次のような場合は脂質代謝が正しくできていない恐れがあります。
 ・バターコーヒーを飲んで6時間どころかすぐにお腹が空いてしまう。
 ・いつまで経ってもMCTオイル大さじ1杯でお腹を下してしまう
 上記に当てはまる場合は、現状脂質代謝が正常に回っていないと言えます。
 長期でゆる糖質制限を継続していた方などに起こりえますので、
 一度しっかりとPFCバランスのいい食生活に戻し、数か月後にチャレンジしてみましょう。

・2週間は続けてみる
 脂肪が分解できているのであれば、2週間は継続しましょう。
 体内の環境が切り替わるのにおよそその程度の期間が必要です。

・3週目以降も「筋肉量も計測」して、減少傾向にあれば中止
 減量中は常に筋肉量の低下を恐れる必要があります。
 正しく脂質代謝だけができていれば脂肪が減るだけで済むのですが、
 糖代謝回路が回っている状態で空腹を感じ始めるときは、
 筋肉が落ち始めている可能性があります。

 常に体脂肪計などを利用して、除脂肪体重(体重-体脂肪量)をチェックし、
 開始から1kg以上の幅で減るようであれば、止め時でしょう。



いかがでしたでしょうか。
減量にもう一息カンフル剤が欲しい方はお試しいただくといいのではないでしょうか。