完全予約制 ※お電話の受付時間 平日10:00~20:00
西武新宿線のパーソナルジム:重いものを運ぶ・・・
こんにちは。Fitness Garage exe 倉科です。
今日はちょっとトレーニングとは違うお話。
先日、お昼ご飯を食べに行こうとお店から出た際、
お店の目の前で、ご高齢の女性が重たそうな荷物を脚を引きずるようにして運んでおりました。
少し脚を悪くされているのでしょうか、かなり休み休み運んできたようでした。
声をかけるとすぐそこまで荷物を運びたいとのことだったのでお手伝いをして荷物を運んだのですが、
この時ちょっと思い出したことがあったので、本日書いてみます。
===================
会社やらなんやらの場で、、、
「荷物運ぶから、男性陣手伝ってー」
という募集・依頼の仕方、違和感があります。
===================
こんな声のかけられ方をしている方もいるのではないでしょうか。
違和感ない方もいるかも知れません。
確かに違和感あるな、とすぐに共感してくれる方もいるかも知れません。
「手の空いている方、手伝って」ならわかります。
荷物を運ぶので誰でもいいから人手が必要、そんなことは当然あるでしょう。
荷物がめちゃくちゃ重たい、そんな場合は、
「力のある方、手伝って」なら、まだわかります。
めちゃくちゃ重たい荷物を運搬するのに必要な要件は「力」ですので、とても理に適った募集要項でしょう。
しかし!
昨今、男性の中にも重たいもの持てない方だっているのです。
男性だから重いものを運ぶ、というのは
「お兄ちゃんお姉ちゃんなんだから我慢しなさい」くらい理不尽です。
もちろん一般的に、男性のほうが男性ホルモンの関係上、トレーニングすれば重たいものを持てるようになるポテンシャルはあるでしょう。
しかし、オリンピック日本代表クラスの女性アスリートに勝てる男性はなかなかにはいません。
男性だから女性よりも強い、と考えるのは早計です。
それなのに、「男性陣」というように、人材要件に性別を入れるのは、理に適いません。
昨今セクハラ問題も多い中、男性差別にもなりかねない言葉です。
・・・文句言いましたが、まぁ、私なら、女性が例えパワーリフティング女子金メダリストであろうと率先して荷物運びますけどね(笑)
でも、これはこちらがそうしたいと思ってやることであって、頼まれてやることではないと思います。
「男性だから運ぶのが当然」は男性だから思うことであって、女性が思うことではないと思うのです。
女性の皆様、どうか男性が「手伝うよ」と言いやすい雰囲気だけ作ってあげてください。
男性の皆様、その時に備え重たいものを持てる筋力をつけておきましょう(笑)