東京パーソナルジム:マイナスを消そうとしないで、プラスを作ろう

2018/07/15
マイナスを消そうとしないで、プラスを作ろう

東京パーソナルジム:マイナスを消そうとしないで、プラスを作ろう

こんにちは。Fitness Garage exe 倉科です。

今日は、ボディメイクの考え方として、持っておきたい心構えについてです。

カラダ作りをスタートされるときのきっかけは、
「太ってしまった」「ガリガリで見栄えがしない」などマイナスなことがきっかけである場合が多いでしょう。
太ってしまえば、着られる服も減り、食事を摂るのも罪悪感に苛まれ、挙句の果てには自分のことが嫌いになったり。
痩せすぎの場合も同様です。

そんな「このままじゃいけない!」という気持ちから、カラダ作りに一念発起される方も多いのではないでしょうか。

そんなとき、トレーニングの目標を「痩せたい」「たくましくなりたい」などと設定するのだと思いますが、
ここで、「せめて標準体型になりたい」と考えるのは危険です。

何が危険かというと、「目標がワクワクしない」ということです。


標準になったところで、そのような体型の人はごまんといます。何せ、「標準」ですから。

もちろん、肥満体型の人が「標準体型」になったとすれば、それは大きな変化です。
実際に達成すれば、健康上もあらゆる面で改善がみられるでしょうし、
着られなかった服も選択肢が広がるでしょう。

しかし、「標準になれる」ということが果たして自分にとってワクワクできる目標でしょうか。
ワクワクしなければ、続けるモチベーションにはなりません。
モチベーションが続かなければ、標準にすら届かずに挫折することも多いでしょう。
標準にも届かなければ「普通にも戻れない私なんて」と自己嫌悪にも陥りかねません。

これは、「マイナスを消す」という考え方に共通する危険因子です。
「マイナスを消しても、それは普通」であるならば、そんなことに人はワクワクしません。


ではどうすればいいのか。
ご提案したいのは、「プラスを作ろう」ということです。

目標には、「標準」以上に先の、「自分だけのプラス」の状態を定義してみましょう。

・柔らかいボディラインを出したい
・誰よりもたくましい印象を与えたい
・キレイになって周りのみんなにうらやましがられたい
・割れた腹筋で周りのみんなを驚かせたい

どのようなものでも良いと思います。
大切なのは「自分がそうなることに対してワクワクできるか」ということです。
本当にそうなりたいのか、そうなったら自分のことを好きになれるのか、自問自答して目標設定しましょう。

注意してほしいのは、当然ながら「その目標までの道のりは険しく遠い」ということです。
一日程度やったところで目に見えた成果がでるとは限りません。
しかし、だからこそのモチベーションコントロールです。
何度考え直してもワクワクできる目標であるならば、毎日毎日そのワクワクする目標をイメージし、
そのために今日やるべきことに集中
すればよいのです。


実際、体脂肪率30%の人が20%の標準体型を達成することができたなら、
そこからあと10%はそこまでと同様かもしくはもう少し早く達成できるでしょう。
(脂肪が少ないほど減りにくくなるという意見もありますが、
 10%程度まではさほどそのスピードに差はないと考えます)
マイナスを消すよりも標準からプラスを作るほうが負担は少ないのです。
そうであるならば、最初からワクワクするほどの高い目標を狙い、高いモチベーションを利用してしまいましょう。

例え目標が高すぎて多少躓いてしまったとしても、標準は達成できている可能性が高まっているでしょうし、
標準まで戻っていれば引き続き運動習慣も残ることでしょう。
本当にワクワクできる目標なら、また機会を伺って、再度チャレンジすることも出てくるでしょう。


高い目標を掲げて宣言するのは恥ずかしいと思う人が多いのかもしれませんが、
自分の中でだけでも、高くワクワクする目標を立て、自らを奮起させてしまいましょう!