東京ボディメイクジム:目的は一つずつに絞ろう

2018/05/22
目的は一つずつに絞ろう

東京ボディメイクジム:目的は一つずつに絞ろう

こんにちは。

Fitness Garage exe 倉科です。

よくご要望としていただくのが、「筋肉をつけて体重を落としたい」というような難題です。

なぜ難題かというと、言うまでもありませんが、
筋肉をつけるということは、体重を増やすことです。
体重を落とすことと逆行するため、両立は非常に難しいのです。

お気持ちはわかります。

ですので、本日の提案は「増量期と減量期は分けよう」という内容です。

増量期では筋肉をつけるための時期として、体重を増やしながら、確実に筋肉を増やしていきます。
減量期では、筋肉量を減らさないように脂肪だけを燃焼させていくことを狙います。

これであれば現実的かつ効率的にカラダを作っていくことができます。

ただ、この時にはぜひどちらを先にするのかをしっかりと考えてください。
具体的には下記のどちらにするのかという話です。

(1)増量期→減量期 パターン
(2)減量期→増量期 パターン



(1)増量期→減量期 パターン

こちらのメリットとして、まずは増量期では食事のことはあまり気にせず、たくさん食べることができます。
また、体重があるほうがトレーニングで扱える重量も多くできる傾向にありますので、
前半で筋肉を増量させるのにはアドバンテージです。
後半に減量期を迎える際にも、筋肉量が増えていればトレーニングの質を高くできるので、筋肉を減らさないように有効でしょう。

一方デメリットとして、増量期では当然、日がたつにつれて開始時点よりも体重は増えていきます。
女性の方であればたとえ筋肉量が増えているのだと理解していても、体重が増えていくことを快く思えない方が多いのも事実でしょう。
「今は体重を増やすとき」と理解しながら、月に1kgぐらいずつは体重を増やす覚悟が必要です。


(2)減量期→増量期 パターン

こちらのメリットとしては、まず体重が減ることでモチベーションがあがりやすいということですね。
男女問わず、脂肪が落ちていくとトレーニングにモチベーションが上がる方が多いです。

デメリットとしては、トレーニングも食事もどちらも気を遣う必要が出てくるため、初心者がいきなり始めるには、生活の変化が多すぎるということでしょうか。結果、窮屈に感じて挫折しそうになる方が多いように思います。
またトレーニングをおろそかにして食事だけで減量をしようとすれば、筋肉量も減少しやすく、結果的にリバウンドを招いてしまいます。
食事もトレーニングもしっかりとした理論を持って取り組むストイックさが求められるでしょう。


どちらがいいということはありません。どちらにも一長一短あります。

もう一度念のために言いますが、「筋肉をつけながら脂肪を燃やす」というように同時並行を目指すのは、避けたほうが賢明です。
一部の初心者にたまーに起こるくらいで、狙って起こすのは難しいです。また、実際に筋肉が増えて脂肪が燃えたとして、体重の変化は少なく、見た目に劇的な変化が生まれにくいため、継続するモチベーションを保つのも苦労するでしょう。
 

確実に変えるためには、どちらかを検討してカラダ作りを進めることをご提案します。
増量期・減量期について、詳しくはカウンセリングなどお気軽にどうぞ。